ミラノリピール(BioRePeelCl3)は、イタリアで開発された医療用ピーリング製剤です。
当院では、デコルテ・背中・お尻・二の腕・手の甲・肘・膝などボディ専用の施術として提供しており、ニキビ跡の色素沈着やくすみ、毛孔性苔癬によるざらつき、手の甲の小じわ・色素沈着の改善が期待できます。
皮膚科専門医である院長が肌の状態を診察したうえで、お悩みと部位に合わせた施術をご提案します。
目次
ミラノリピールとは

ミラノリピール(正式名称:BioRePeelCl3)は、イタリアのcMed Aesthetics社が開発した医療用ピーリング製剤です。「バイオリピール」という別名でも親しまれており、親油相と親水相からなる独自の二相式を採用しています。
この構造により、ターンオーバーを整え、内側からハリやツヤの向上が期待できます。なお、ミラノリピールに使用する製剤は、国内では医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品であり、当院では自由診療として提供しています。
配合成分と使用製剤
ミラノリピールの主成分は、肌の再生を促すTCA(トリクロロ酢酸)です。そのほか、ラクトビオン酸やサリチル酸、酒石酸、クエン酸といった複数の酸に加え、GABAなどのアミノ酸やビタミン成分がバランスよく配合されています。
一般的に使用される製剤には顔用の「FND」とボディ用の「Body」の2種類があるため、アプローチする部位に合わせて使い分けなければなりません。
当院では、ボディ用の「Body」製剤(TCA50%)を使用し、デコルテを含む首から下の部位を対象に施術しています。顔への施術は行っておりません。
サリチル酸マクロゴールピーリングとの違い
当院では、お悩みの部位に応じて2種類のピーリング治療を用意しています。顔のピーリングにはサリチル酸マクロゴールピーリング、ボディにはミラノリピールを使い分けている点が大きな特徴です。
どちらも肌の代謝を促す施術ではありますが、配合されている成分や製剤の設計、対象となる部位が異なります。一般的にサリチル酸マクロゴールピーリングは肌の表面を優しく整えるもので、ミラノリピールは比較的厚みのある皮膚に適した設計とされています。
これらの治療法はどちらが優れているというわけではなく、それぞれに違った強みを持っています。そのため、一人ひとりの部位とお悩みに応じて医師が適した施術をご提案します。
ミラノリピールで期待できる効果
ミラノリピールは、複数の酸の働きにより古い角質へアプローチし、肌のターンオーバーを整えるピーリング施術です。ボディの部位に生じやすい色素沈着やざらつきに対して、以下のような変化が期待できます。
- 角質除去やターンオーバーの促進による、肌のくすみやざらつきの改善が期待できます。
- ニキビ跡の色素沈着が徐々に薄くなることが期待できます。
- コラーゲンの生成が促されることによる、小じわやハリ不足へのアプローチが期待できます。
- 皮脂の分泌や代謝が整うことによる、毛穴の詰まりや開きの改善が期待できます。
部位別の適応
当院が提供するミラノリピールはボディ専用の施術であり、ご自身では状態が見えにくく、手が届きにくい部位のケアに適しています。
背中やお尻、二の腕といったパーツはセルフケアによる改善が難しいため、医療機関での適切なアプローチが必要です。衣服で隠れる部位だからこそ入念に治療を行うことで、なめらかな肌質への改善が期待できます。
デコルテ・背中・お尻のニキビ跡(色素沈着)・くすみ
デコルテや背中、お尻は皮脂の分泌が盛んでニキビができやすく、一度できると跡が茶色い色素沈着として残りやすい部位です。また、自分では見えにくいうえに手が届きにくいため、自宅でのスキンケアが行き届きにくいという特徴もあります。
こうした蓄積した肌トラブルに対してミラノリピールの効果が期待できます。配合成分が古い角質を優しく取り除き、皮膚の代謝を整えることでニキビ跡や色素沈着、くすみに働きかけることが期待できます。
毛孔性苔癬(背中・二の腕のぶつぶつ)
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛穴の奥に古い角質が詰まることで、二の腕や背中にざらつきやぶつぶつが生じる状態です。
この症状は遺伝的要因が関与するとされており、市販のスクラブで強くこすったり、自己流の保湿ケアを続けたりするだけではなかなか改善しにくいとされています。
間違ったセルフケアはかえって肌を傷つけ、症状を悪化させる原因にもなりかねません。医療機関で行うミラノリピールは、角質を溶解するピーリング作用を持っているため、皮膚をなめらかに整えて気になるざらつきの改善が期待できます。
長年悩んでいた「二の腕のぶつぶつ」に対しても、肌への負担を抑えたアプローチが期待できます。
手の甲の小じわ・色素沈着
手の甲は日頃から日光にさらされて紫外線を浴びやすく、日焼け止めも落ちやすいため、年齢が非常に現れやすい部位として知られています。
また、頻繁な手洗いや消毒によって乾燥しがちであり、気づかないうちに皮膚の老化が進んでしまうパーツです。ミラノリピールの施術を手の甲に行うことで配合成分が働きかけ、肌の保水力や弾力を高めることが期待できます。
肌のターンオーバーが整うことで、年齢とともに気になる小じわや色素沈着、ハリ不足などの改善が期待できます。
肘、膝の黒ずみ
肘や膝は、衣類による摩擦や自己処理のダメージなどが原因で、色素沈着や黒ずみが生じやすい部位です。
一度黒ずんでしまうと、市販の美白クリームや保湿ケアだけではなかなか改善しないケースが多く見られます。ミラノリピールを塗布することで角質の代謝が促され、皮膚に蓄積したメラニンや古い角質の排出を促すことが期待できます。
お肌のターンオーバーが整うことで、気になる黒ずみが和らぎ、明るくなめらかな質感へ近づくことが期待できます。
施術の流れ
当院のミラノリピール施術は、事前のカウンセリングからアフターケアまで丁寧に進めていきます。全体の施術時間は約30分ですので、忙しい方でも無理なく受けられます。
- 診察
皮膚科専門医である院長が肌の状態を詳しく診察いたします。お悩みの部位や肌質をしっかり確認し、安全に施術を行えるか判断するステップです。 - 拭き取り
施術部位の汗や皮脂、汚れをコットンで綺麗に拭き取ります。配合成分を肌の奥まで均一に浸透させるために重要な準備です。 - 塗布
お悩みの部位へミラノリピールを丁寧に塗布します。薬剤をしっかり馴染ませた後、10分ほど静置します。 - 拭き取り
10分経ったら、肌に残った製剤を丁寧に拭き取ります。 - 保湿・アフターケア説明
ピーリング直後のデリケートな肌を保護するため、しっかりと保湿ケアを行います。施術後の注意点やご自宅での適切なケア方法についても分かりやすく解説します。
料金
当院のミラノリピールは、施術する部位の広さに応じて3つのメニューをご用意しています。料金はすべて税込表記です。
| メニュー | 対象部位 | 料金(税込) |
| ミラノリピール ボディ(小パーツ) | デコルテ/二の腕(左右)/手の甲(左右)/肘、膝 | 29,800円 |
| ミラノリピール ボディ(中パーツ) | 背中半分/お尻 | 39,800円 |
| ミラノリピール ボディ(大パーツ) | 背中全体/背中半分+お尻など広範囲 | 55,000円 |
ダウンタイム・リスク・副作用
ミラノリピールの施術後は、4~5日頃から薄い皮むけが始まり、7~10日程度がダウンタイムの目安です。ただし皮むけの程度には個人差があり、ほとんど起こらない場合もあります。
また、まれに赤みや乾燥、ひりつきといった症状が生じるケースもあります。施術後に皮むけが生じた際、無理に剥がすと炎症や色素沈着の原因となるため、自然に剥がれ落ちるまで触らないようにしてください。
施術期間中は肌がデリケートな状態です。そのため、入念な保湿ケアと徹底した紫外線対策が欠かせません。なお、施術当日の入浴やシャワー浴は問題ありませんが、刺激や皮剥けが気になる場合はシャワー浴のみにしてください。
施術を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方
- 施術部位に強い炎症や感染がある方
よくある質問
ここでは、ミラノリピールに関して当院によく寄せられる質問にお答えします。
Q.皮むけは必ず起こりますか?
皮むけの有無と施術効果は必ずしも一致するものではありません。
ミラノリピールに含まれるトリクロロ酢酸(TCA)などの成分が真皮層へ働きかけ、細胞を活性化することでコラーゲン生成や肌のターンオーバーを促進します。
皮むけは表皮の古い角質が剥がれ落ちる現象ですが、皮むけが見られない場合でも肌内部では作用が起こっておりますので、効果がないということではございません。
Q.何回くらい施術を受ければよいですか?
原則として5~10回、1ヶ月半に1回の間隔での施術を目安としています。肌の状態やお悩みによって異なるため、診察の際に適した回数・間隔をご案内します。
Q.施術当日にシャワーや入浴はできますか?
施術日当日は入浴も可能ですが、刺激や皮剥けが気になる場合はシャワー浴にすることを推奨しています。
当院のミラノリピールが選ばれる理由
当院では、皮膚科専門医および医学博士の資格を持つ院長が必ず事前に診察を行い、患者さま一人ひとりの肌状態に合わせて適切な施術方針を決定しています。
一般的な美容皮膚科とは異なり、保険診療も同時に行う皮膚科として、万が一肌トラブルが生じた場合でも迅速かつ適切な診察や治療に対応できる体制が整っている点が特徴です。
また、当院は都営新宿線「新宿駅」7番出口から徒歩1分、JR「新宿駅」南口からも徒歩4分という通いやすい立地にございます。
自分ではケアが難しい背中や二の腕などのボディ治療だからこそ、信頼できる専門医とアクセスの良い環境を整えた当院へ安心してお任せください。
未承認医薬品等に関するご案内
・未承認医薬品であることの明示
本施術に使用する医薬品は、医薬品医療機器等法上、未承認医薬品です。
・入手経路等の明示
施術に用いる医薬品および機器は、当院医師の判断の元、国内輸入販売代理店を通じて個人輸入手続きを行ったものです。
・国内の承認医薬品等の有無の明示
同一の性能を有する国内承認医薬品・医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報の明示
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

監修医師
新宿駅前IGA皮膚科クリニック 院長 伊賀 那津子
皮膚科専門医
医学博士
経歴
2010年 京都大学医学部医学科 卒業
2019年 京都大学大学院医学研究科 皮膚科学博士課程修了
2025年 新宿駅前IGA皮膚科クリニック開院
所属学会
日本皮膚科学会
資格
・皮膚科専門医
・医学博士
SNS
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