エレクトロポレーションとは

エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルスを利用して、肌の細胞膜に一時的な隙間(エレクトロポア)を形成し、分子量の大きな美容成分を肌の深部へ届けることができる、美容医療ならではの導入治療です。
従来のイオン導入や外用では浸透しづらかった成分も、針を使わずに真皮層近くまで届けることが期待できるのが特徴です。
肌に負担をかけず、痛みもほとんどないため、ダウンタイムのない治療として人気があり、肌の悩みに合わせて多彩な美容成分を選択・導入することが可能です。

エレクトロポレーションの仕組み(イオン導入との違い)

エレクトロポレーションの仕組み(イオン導入との違い)

エレクトロポレーションは、電気パルスで細胞間に一時的な微細孔を開け、美容成分の通り道をつくることで有効成分を効率よく浸透させます。
一方、イオン導入は電気的な「電荷」の力で成分を導入しますが、分子量が大きいもの(例:ヒアルロン酸、コラーゲンなど)は導入できません。
そんなイオン導入よりも、エレクトロポレーションはより幅広い成分の導入が可能で、効果の実感がより得られやすいという特徴があります。
当院ではケアシスを採用しています。

エレクトロポレーションの効果・メリット

  • 真皮層近くまで美容成分を浸透させることが可能です
  • 分子量の大きい成分(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)も導入可能です
  • 肌質改善・トーンアップ・保湿・毛穴引き締めなど多方面の効果が期待できます
  • 施術中の痛みがほとんどなく、リラックスして受けられます
  • 基本的にダウンタイムがほぼなく、施術後すぐにメイクも可能です

当院で取扱のあるエレクトロポレーション「ケアシス」※未承認治療

エレクトロポレーション

当院で使用するケアシスは、45℃から-20℃まで調節可能な「クライオエレクトロポレーションシステム」を搭載した高度な機器です。
温冷機能により毛細血管を拡張・収縮させ、美容成分をイオン導入と比較して、より効率的に真皮層まで浸透させることが期待されます。

こんな方におすすめです

  • 肌にうるおいやハリがほしい方
  • くすみ・毛穴・シミなど、肌全体のトーンアップを目指したい方
  • 少ないダウンタイムで肌質改善をしたい方
  • ダーマペンやレーザー治療の後のアフターケアとして成分をしっかり入れたい方
  • 肌の乾燥や赤ら顔、敏感肌にお悩みの方

ケアシスで導入される美容成分

ヒアルロン酸

保水能力を持つ成分で、皮膚の角層内に水分を保持し、肌のふっくら感やハリをサポートします。
通常は分子が大きく肌表面に留まりますが、エレクトロポレーションにより角層深部まで浸透させることで、内側からのうるおいを長時間キープし、乾燥による小じわや肌荒れを防ぎます。

トラネキサム酸

抗プラスミン作用でメラニン生成を抑制する美白成分です。
また抗炎症効果もあります。
エレクトロポレーションにより表皮深部へ効率的に導入し、肝斑やシミの色調を均一化して自然な透明感をもたらすことが期待できます。
エレクトロポレーションにより肌の奥まで浸透させることで、長時間のうるおいキープが可能になります。

成長因子・ペプチド

細胞の活性化や再生を促す成分で、肌のターンオーバーを整え、しみや小じわのケアに有効です。
エレクトロポレーションによる導入で、効率よく肌の修復機能をサポートします。
当院で取扱のある「ペップビュー」は神経幹細胞由来の成長因子と多種ペプチドを高濃度配合し、線維芽細胞を活性化してコラーゲン・エラスチン産生を促進するします。
エレクトロポレーションで肌深部まで効率的に導入し、ハリ・弾力向上をサポートします。

エレクトロポレーション(ケアシス)で改善効果が期待できるお悩み

肝斑

肝斑は、両頬や額などに左右対称に広がる薄茶色のシミで、女性ホルモンの影響や摩擦、紫外線によって悪化します。
レーザーでは刺激によって悪化するリスクもありますが、エレクトロポレーションなら非刺激的にアプローチが可能です。
ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ペプチドなどの成分を導入することで、メラニンの生成を抑えながら、穏やかに色素を薄くしていきます。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度を目安に継続するのがおすすめです。

くすみ

くすみは、血行不良や乾燥、メラニンの沈着などが原因で、肌がどんよりと暗く見えてしまう状態です。
エレクトロポレーションでは、ビタミンC誘導体やヒアルロン酸を導入することで、肌のトーンを明るくし、うるおいを与えて透明感のある肌へと導くことが期待できます。
特に乾燥くすみには高保湿成分の導入が有効です。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度繰り返すことで、肌の明るさを実感しやすくなります。

毛穴の開き

毛穴の開きは、皮脂の過剰分泌や肌のハリ不足が原因で目立ちやすくなります。
エレクトロポレーションによってペプチドを
を導入することで、肌の弾力を取り戻し、毛穴を引き締める効果が期待されます。
特に乾燥による開き毛穴にも、保湿力の高いヒアルロン酸の導入が効果的です。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度を目安に受けていただくと、毛穴の目立ちが改善されることが期待できます。

たるみ

たるみは、真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少によって、皮膚のハリが失われ、重力に従って下垂してしまう現象です。
エレクトロポレーションでペプチドを肌深部に導入することで、再生力を高め、たるみを内側からケアすることが期待できます。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度の継続施術がおすすめです。

肌のハリ

年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、肌に弾力が戻り、若々しい印象へと導くことが期待できます。
ペプチドをエレクトロポレーションで導入することにより、肌の奥からハリ感を引き出すサポートを行います。
しわの予防・改善にもつながります。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度の施術を継続的に行うことで、自然なハリ感が保たれます。

肌の乾燥

乾燥によってバリア機能が低下し、肌荒れや小じわが目立ちやすくなります。
エレクトロポレーションでは、ヒアルロン酸などの高保湿成分を導入し、肌の水分保持力を高めて乾燥を根本から改善します。
これによって、しっとりとしたなめらかな肌質へ導くことが期待できます。

推奨施術回数・間隔

2〜4週間ごとに5〜10回程度のメンテナンスがおすすめです。

エレクトロポレーション(ケアシス)の注意点

副作用

基本的に副作用は非常に少ない施術ですが、まれに導入成分へのアレルギー反応、赤みや軽度のかゆみが見られることがあります。
施術後の肌の様子を見ながら、必要に応じて成分を調整します。

ダウンタイム

エレクトロポレーションは針を使わないため、基本的にダウンタイムはありません。
直後からメイクが可能で、予定のある日でも気軽に受けていただけます。

禁忌

  • 妊娠中、授乳中の方
  • ペースメーカーや金属プレートが体内にある方
  • 重度の皮膚疾患がある方
  • 美容成分にアレルギーのある方

施術後の注意事項

  • 施術当日は洗顔やメイクが可能ですが、肌をこすらないようにご注意ください。
  • 十分な保湿と紫外線対策を行ってください。
  • 赤みが残る場合は冷却し、刺激を避けるようにしましょう。

当院のエレクトロポレーション(ケアシス)の治療方針

当院では、患者さま一人ひとりの肌質やお悩みに応じて、導入する成分をカスタマイズしております。
また、肌状態を医師がしっかりと診断したうえで施術を行い、安全かつ高い効果が得られるよう最大限の努力をいたします。
初めての方もお気軽にご相談ください。

エレクトロポレーション(ケアシス)の施術の流れ

1.カウンセリング・診察

医師が肌の状態やお悩みを丁寧におうかがいし、ご希望の方には、VISIAによる肌診断も併せて実施して、導入する成分を選定します。

2.クレンジング・洗顔

メイクや皮脂汚れを丁寧に落とし、清潔な状態に整えます。

3.エレクトロポレーション施術

専用の機器を用いて、美容成分を肌深部へ導入していきます。痛みはほとんどありません。

4.保湿・整肌

導入後は保湿ケアを行い、肌を鎮静させます。

5.アフターケアのご案内

施術後の注意点やホームケアについてご説明いたします。

未承認医薬品等に関するご案内

・未承認医薬品であることの明示
本施術に使用する医薬品は、医薬品医療機器等法上、未承認医薬品です。

・入手経路等の明示
施術に用いる医薬品および機器は、当院医師の判断の元、国内輸入販売代理店を通じて個人輸入手続きを行ったものです。

・国内の承認医薬品等の有無の明示
同一の性能を有する国内承認医薬品・医療機器はありません。

料金について

新宿駅前IGA皮膚科クリニック 院長 伊賀 那津子

監修医師

新宿駅前IGA皮膚科クリニック 院長 伊賀 那津子

皮膚科専門医

医学博士

経歴

2010年 京都大学医学部医学科 卒業
2019年 京都大学大学院医学研究科 皮膚科学博士課程修了
2025年 新宿駅前IGA皮膚科クリニック開院

所属学会

日本皮膚科学会

資格

・皮膚科専門医
・医学博士

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