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「花粉症かも?」と思ったらなぜアレルギー検査が必要なのか

「花粉症かもしれない」と感じた際にアレルギー検査を受けるべき理由には、主に2つあります。
それは、症状を引き起こしている正確な原因物質を特定することと、現在の自分の体がどの程度アレルギー反応を起こしているかを客観的に把握することです。
花粉症と一口に言っても、原因となる植物はスギやヒノキ、イネ科、ブタクサなど多岐にわたり、それぞれ飛散する時期が異なります。
自己判断で対策を始めてしまうと、治療効果が十分に得られないことも少なくありません。専門的な検査を通じて原因を明確にすることは、適切な治療を選択し、効率的に症状を抑えるための第一歩となります。
原因をはっきりさせることで症状への対処がしやすくなる
アレルギー検査が必要なのは、原因物質を特定することで日常生活における具体的な回避策や予防策を立てやすくなるためです。アレルギー症状を緩和するためには、原因となる物質に極力触れないことが基本となります。
例えば、検査の結果がスギ花粉であれば2月から4月に重点的な対策が必要ですが、カモガヤなどのイネ科であれば5月から8月にかけて対策を強める必要があります。
アレルギーの重症度が分かる
アレルギー検査を受けるもう一つの意義は、自分自身の正確な重症度を数値として確認できる点にあります。
血液検査などの結果からは、アレルギーを引き起こすIgE抗体の値を確認できます。検査の数値がすべてではありませんが、客観的なデータにもとづき、治療薬の選択や治療方針の決定に役立てることも可能です。
当院で実施できる主な検査
当院で実施しているアレルギー検査には、大きく分けて2つの方法があります。
- 一度の採血で39項目を調べる血液検査(VIEW39)
- 気になる項目を個別に指定する血液検査
アレルギー検査は、患者さまのライフスタイルや気になる症状に合わせて選択が可能です
現代社会において、アレルギーの原因は一つだけとは限りません。
花粉症だと思っていた症状が、実は室内環境や食べ物に起因しているケースも少なくないため、複数の項目を同時に網羅できる検査や、特定の原因を深掘りする検査を使い分けることが重要です。
当院では、アレルギー頻度の多いものを選んだVIEW39を推奨しています。
血液検査(VIEW39)
VIEW39は、一度の採血で主要な39項目のアレルゲンを同時に調べられる検査です。この検査は、アレルギーの原因として頻度の高いスギ、ヒノキ、ダニ、ハウスダストなどの吸入系アレルゲンに加えて、卵、牛乳、エビ、小麦などの食物アレルゲンがセットになっています。
何に対して反応しているのか見当がつかない場合や、日常生活で複数のアレルギー症状を感じている方は、まずVIEW39を受けることで、今後の対策が立てやすくなります。
その他の項目の血液検査
VIEW39に含まれていない特定のアレルゲンや、さらに詳細な項目を調べたい場合には、個別の血液検査を実施しています。
これは、患者さまが「特定の果物を食べたときだけ調子が悪くなる」「ペットを飼い始めてから症状が出た」など、原因がある程度絞り込まれている場合に有効な方法です。個別のニーズに合わせて柔軟に検査をカスタマイズできます。
花粉症のアレルギー検査でIGA皮膚科クリニックが選ばれる理由
アレルギー検査を希望する方に当院が多くの方に選ばれている理由は、主に2つあります。
- 忙しい方でも通いやすいアクセスの良さ
- 専門的な知識を持つ医師による精度の高い診断
アレルギーの悩みは、一度の検査で終わるものではなく、その後の適切な治療や日常生活での対策が欠かせません。当院では、検査を受けるハードルを下げるための利便性と、医療機関としての高い専門性を両立させていることが特徴です。
新宿という中心地に位置しながら、お一人おひとりの症状に真摯に向き合い、最新の知見にもとづいた治療を提供しています。
新宿駅から徒歩すぐで通いやすい好立地
当院は、新宿駅南口・西口から歩いてすぐの場所に位置しており、通勤や通学の途中あるいはお買い物ついでに立ち寄れる非常に便利な立地です。
アレルギー検査は、採血を行った2週間後に結果を聞きに再診していただく必要があるため、来院が負担にならないことは大きなメリットになります。
また、新宿駅は多くの路線が乗り入れているため、遠方からお越しの方にとってもアクセスが良く、継続的な治療が必要になった際も無理なく通えます。
皮膚科専門医による診断
当院では、日本皮膚科学会に認定された皮膚科専門医がアレルギー診断と治療を行っています。アレルギー反応は鼻水や目のかゆみだけでなく、湿疹や肌荒れといった皮膚の症状として現れることも多いです。
新宿駅前IGA皮膚科クリニックには、皮膚科専門医が在籍しているため、アレルギーによる皮膚の症状にも対応できます。
当院で行っている花粉症の治療
当院では、アレルギー検査の結果にもとづき、患者さま一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた最適な治療を提供しています。
花粉症の治療において大切なのは、検査で判明したアレルゲンや重症度に合わせて適切な治療薬を選択することです。新宿駅前IGA皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医の視点から、肌荒れなどの症状も含めて総合的に治療を行います。
外用薬の処方
特定の部位に症状が出ている場合は、患部に直接作用する外用薬を用います。外用薬のメリットは、必要な場所にのみ有効成分を届けられるため、全身への影響を少なく抑えながら素早く不快な症状を鎮められる点です。
花粉の時期に肌が荒れてしまう花粉症皮膚炎にお悩みの方には、ロコイドやリンデロンなどのステロイド外用薬、皮膚の保湿と抗炎症効果が期待できるヘパリン類似物質(ヒルドイドソフト軟膏)が含まれた保湿剤を必要に応じて処方いたします。
内服薬の処方
全身に現れるアレルギー反応をコントロールするためには、内服薬による治療が基本となります。アレルギーの原因となるヒスタミンの働きをブロックする抗ヒスタミン薬が主流です。当院では、お仕事や通勤で自動車運転が必要な患者様に対して、眠気が少ない抗ヒスタミン薬のご提案も可能です。
抗ヒスタミン薬の代表的なものとして、タリオン、アレロック、デザレックス、ルパフィンなどがあります。眠気が少ないものはアレグラやビラノアが一般的です。
また、妊婦さんには必要に応じてクラリチン、授乳中の方にはアレグラとクラリチンを処方いたします。
内服薬の特徴は、目・鼻・のど・皮膚など全身のアレルギー症状を一度にカバーできる点です。個人の体質やお仕事・学業に合わせて相性の良い薬を専門医が選定いたします。
スキンケアのアドバイス
花粉症の影響で肌荒れが生じる花粉皮膚炎が起こる時期には、以下の2点を意識したスキンケアが重要です。
- バリア機能を高める低刺激なスキンケアの選択
- 摩擦を最小限に抑えた丁寧な泡洗顔
花粉皮膚炎の状態にある肌は、外からの刺激を防ぐバリア機能が低下してデリケートになっています。そのため、この時期は低刺激、かつセラミドが含まれたスキンケアアイテムをお勧めしています。
また、抗炎症成分が配合されたスキンケアアイテムを取り入れることで、赤みやかゆみを予防できる効果も期待できます。洗顔の際は、指先で肌をこするのではなく、たっぷりの泡洗顔を徹底してください。
当院では、皮膚科専門医が今の肌の状態に適した具体的なスキンケアアイテムの選び方や、日常生活での注意点について詳しくアドバイスいたします。
花粉症のアレルギー検査を受けるなら新宿駅前IGA皮膚科クリニック
つらい花粉症にお悩みの方が安心してアレルギー検査を受けられる体制が当院には整っています。当院では、皮膚科専門医が検査結果にもとづき、一人ひとりの症状に合わせてトータルで治療を行います。
一度の採血で39項目を網羅できるVIEW39など、ニーズに合わせた検査が可能です。単に数値を出すだけでなく、花粉症に伴う肌荒れやかゆみなどの悩みにも皮膚科ならではの視点で対応いたします。
新宿駅南口・西口から徒歩すぐのため、お仕事帰りや隙間時間での受診もスムーズです。まずは検査で原因を特定し、自分に合った正しい対策で快適な毎日を目指しましょう。
アレルギー検査の費用
| VIEW39 | 約4,000~5,000 (3割負担の場合) |
| その他の血液検査(項目を1つずつ選ぶ検査)※13項目まで | 1項目につき約330円(3割負担の場合) |
※別途診察料が必要
こんな症状があれば検査をおすすめします
- 毎年決まった時期に鼻水・鼻詰まり・くしゃみなどの症状が出る
- 特定の場所にいるときや、掃除をしているときに鼻の症状や目のかゆみが出る
- 風邪ではないのに、特定の季節になると咳が長引くことがある
- 花粉の時期になると、顔や首に赤みやかゆみが出る
アレルギー検査に関するよくある質問
ここでは、クリニックに寄せられることの多い質問にお答えします。
検査前にアレルギーの薬を飲んでも大丈夫ですか?
血液検査によるアレルギー検査を行う場合は、基本的に薬を飲んだまま受けても問題ありません。
血液検査は体の中にどれくらいアレルギーの原因に対する抗体があるかを測定するものです。すでに服用している抗ヒスタミン薬などの治療薬を服用しても、検査結果に影響はございません。
子どもや赤ちゃんでも検査を受けられますか?
お子さまや赤ちゃんのアレルギーに関するご相談は可能です。しかし、当院ではお子さまの採血によるアレルギー検査は実施しておりません。
血液検査を希望される場合は、小児科や対応可能な医療機関をご案内することも可能です。
アレルギー検査の結果が出るまで何日かかりますか?
アレルギー検査を受けた場合、結果が出るまでには2週間程度の期間が必要です。検査を受けた後、改めて結果説明のために再診していただく流れとなります。
検査結果で陽性が出たのに症状が出ないことはありますか?
アレルギー検査の結果が陽性であっても、症状が出ない場合もあります。例えばスギ花粉で陽性が出ても、ご本人がまったくつらさを感じていなければ特別な治療は必要ありませんが、環境回避など最低限の対策は有用であると考えられます。
検査で陰性でも花粉症の可能性はありますか?
アレルギー検査の結果が陰性だと出た場合でも、実際に花粉症のような症状が出ているのであれば、花粉症である可能性は考えられます。
鼻の粘膜など局所だけでアレルギー反応が起きているタイプの方では、血液検査では陰性でも、実際には花粉に対するアレルギー性鼻炎が起きていることがあります。
また、検査項目にないアレルゲンに反応しているケースもあるでしょう。当院では、検査数値のみに頼るのではなく、患者さまが実際に困っている症状に寄り添い、治療を提案いたします。
検査はいつ受けるのがベストですか?
アレルギー検査を受けるタイミングは、症状を自覚しているときに受けていただくのが理想ですが、基本的には時期を問わず一年中受けられます。
花粉に対する特異的IgEは、花粉が飛んでいる季節にはやや高くなり、シーズンが終わるとゆっくり下がっていくとされています。ただし、一度アレルギー体質になると、シーズン以外でも多くの方で陽性のまま維持されるため、花粉の時期以外に検査しても原因の把握には十分役立つのです。
検査数値・クラスの見方を教えてください
アレルギー検査の結果表には各項目ごとにクラス0からクラス6までの段階的な評価が記載されており、これによって反応の強さを把握できます。
一般的にクラス0は陰性、クラス1は疑陽性、クラス2以上が陽性とされますが、値が高くても症状が出ない方、逆に値が低くても症状が強い方もおられます。そのため、検査結果だけで判断せず、症状や生活環境と合わせて総合的に評価することが大切です。

監修:
新宿駅前IGA皮膚科クリニック 院長 伊賀 那津子
日本皮膚科学会皮膚科専門医・医学博士
京都大学医学部卒業